

消費生活アドバイザー2次試験は、午前中が小論文試験で、午後が面接試験です。
小論文試験が終わった後、その場にいた数名の試験官の人たちは作業をしていて話しかけづらかったので、昼食を食べた後に試験会場(拓殖大学)の敷地に入る門にいる2人のおじ様はどうやら外部のアルバイトっぽかったのですが、大学の建物の入り口のところに立っているおじさまはスーツ姿で運営係っぽく思い、事の一部始終を話して「回答を読んでももらえないなら、面接時間を待っているのが無駄なのですが・・・」と相談しました。
その方は、採点係ではないので、採点のことは何もわからないそうです。
でも、面接を受けてみてはどうかとアドバイスをしてくれました。
なので、面接まで2~3時間待って受けました。
面接官の最初の質問で志望動機を訊かれて「私はベトナムに居住していまして・・・」から切り出したので、面接官の方はベトナムに食いつき、最初から最後までベトナムの話しかしませんでした。
インターネット上では仮想消費相談窓口のような面接だと書いている人がいて、そういう準備をしてたのですが、「では、これで面接を終えます」と面接官から言われたときに、驚いてしまいました。こちらから「ベトナムの話しかしないで申し訳ありませんでした。」と謝ったほどです。
終始、和やかに終えました。だから、面接で落とされることはないだろうと思いました。あれで落としたら面接官が悪いです。
※ちなみに、"消費生活相談員"の2次試験である面接試験は、仮想消費相談窓口のような形式で、消費生活アドバイザーの面接試験を受けた後だったので、侮っていました。思っていた以上に知識が求められます。帰りのエレベーターで一緒になったので話しかけた若い女性は東北会場がないので、北海道か神奈川かの選択でわざわざ仙台から来ていたそうなのですが、質問が難しくて「わかりません」と答えてしまい、95%以上合格すると言われている2次試験の残り5%に入るのが自分だと落ち込んでいました。
話を消費生活アドバイザー試験に戻すと、1ページ目と2ページ目を逆に書いてしまった結果ですが、
合格できました。
採点結果がでないので減点されたのか、おとがめなしだったのかはわかりません。
減点は覚悟していました。
それが致命的な大幅減点なのか、文章構成に問題があるという10点程度の減点なのかが肝でした。
左右を逆に書き間違えていなければ、80点ぐらいは取れるぐらいの自信がありました。
ステルスマーケティングは景品表示法に引っかかるという回答ができたので。
余談ですが、これから消費生活相談員や消費生活アドバイザーの試験に挑む方々はその年の消費者白書は概略版でいいので熟読して記憶した方が良いと思います。できたら前年度分も。(※数値を覚えるのは大変でしょうから、文言だけでよいかと思います。)
小論文ではそのままお題として出る可能性も高いですし、お題ではなくとも文字数稼ぎに使えます。
(※ちなみに、私はわざわざ書き直した上で間違えたのですが令和6年"度"版でなく、令和6年版なのでお気をつけて。)
1次試験でも数問は白書の内容から出題されていたはずです。
以上、ご参考までに。(1ページ目と2ページ目を間違えてもあきらめず、面接は受けてください!)