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金澤味噌ラーメン神仙(ベトナム1号店)

金澤味噌ラーメン神仙(ベトナム1号店)

Ramen Kanazawa Shinsen

金澤味噌ラーメン神仙レタントン通り店の外観
金澤味噌ラーメン神仙レタントン通り店の外観

<金澤味噌ラーメン神仙(ホーチミン店)OPEN>

 

台湾ラーメンとんぼさんの跡地は金澤味噌ラーメンができるという情報を聞いたことから始まった(※実際にできたのは一二三さんだった。

 

7月15日に「麺屋の牛備」の跡地に金澤味噌ラーメンができると情報が入れ替わった。(※その日に探したらまだ工事中だった)

 

7月25日にオープンするというウワサを教えてもらった。(※ウワサは事実とならなかった。)

 

8月オープンという掲示を見かける。(※8月としたのだから8月末かと思った。)

 

8/3OPENという表示に変わったのを見かける。(※Oが0に見えて8月30日なのかと誤解した。)

 

自分ほどオープン前から金澤味噌ラーメン神仙さんの存在を追いかけ、振り回されてきた者はいないだろうと思う。(※7月15日時点では「レタントン通りにできる」という情報しかないので、隈なく探し求めて歩いた。)

 

2024年8月3日のオープン初日は他の予定があっていけなかったのだが、翌日8月4日に遂に食べることができました。

 

メニューにあった「野菜味噌ラーメン」が食べたかったのですが、スタッフさんに「今日は野菜ないです」と断られ、ふつうの味噌ラーメンを特盛りで頼みました。


金澤味噌ラーメン神仙ベトナム店の炙り豚盛り味噌ラーメン(特盛り)
金澤味噌ラーメン神仙ホーチミン店の炙り豚盛り味噌ラーメン(特盛り)

<炙り豚盛り味噌ラーメン(特盛り)>

 

 

着丼。

 

スープを飲んでみる。

おいしいのだけれど、金澤味噌(?)が他のご当地味噌、市販されている有名な味噌らと比較してぜんぜん違うかと問われたらそうでもなく、味噌ラーメン業界の中では知名度が高い北海道味噌よりも美味しいか?と問われてもそうでもない気がする。

 

個人の好みだろう。

石川県や金沢出身の方たちは「金澤味噌が一番好きだ」という人たちもいると思う。

でも、それは日本全国的に占める割合において、さほど多くない気がする。

 

だとすると、かつて田所商店さんが北海道・信州・九州・伊勢の4種類の味噌を選べるスタイルでこのすぐ近くで提供していたことの方がすごい。

 

筆者は全種試した上で「信州味噌」が最も好きだった。

仮に、金澤味噌がこの4種の中に加わって全5種になったとしても、自分は信州味噌を選ぶ。

 

そして、神仙さんで最も気になったこととして麺にがっかりした

 

神仙さんに限らず、日本の味噌ラーメンはいつから太麺化し始めたのだろうか?

 

筆者は細ちぢれ麺が好きです。

 

 

ベトナムにおいて金澤味噌ラーメン神仙さんの麺は特注で開発された麺なのか否かわかりませんが(※とある情報筋によるとオープン数日前に変更要請があったという話をきいたのでオリジナルなのかもしれません)、スープと麺との相性が悪い気がしました。

 

スープに絡まない、なじまない、ハーモニーが合わさらない。

 

以前は苦手だった家系や二郎系も食べるようになったので太麺すべてを否定しているわけではないです。

でも、太くてもいいですが、"なぜこの麺なのか"、その理由が解かり易くあってほしいと思います。

 

己が悪舌なんだと言われたら何も言い返せないですが、中華ダイニング洋さんが変更した麺(※筆者は不満中)、一番軒さんのちゃんぽんで使われている麺睦庵が昔出していたといって再試作で作ったちゃんぽんの麺と同じと思えた。

 

麺を仕入れている製麺所が同じだからだろう。

 

[追記:後日、"麺がうまい"と書いているブログをみつけてビックリしました。やはり世の中にはいろんな意見があるものだなと再認識しました。そのブロガーは、うどん店を経営しているようです。筆者は麺類全般が好きですが、メジャーな中で最も食べないのがうどん。理由は麺が太いからです(※だから稲庭うどんや福岡の細麺さいめんバージョンは好きですが食べられる機会が少ない。)。うどんより蕎麦そば派です。うどん店経営者さんとは意見が合わないのは当然かもしれません。その製麺所さんはうどんの麺も卸しているので、そのうどん屋さんと取引があるのかもしれません。(再追記:このうどん屋さんは手打ちの自家製麺らしい・・・と後日教えてもらいました)]

 

行く頻度こそ少なかったけれど、"麺屋の牛備"さんの数あるメニューの中でシンプルな味噌ラーメンは好きだった。

神仙さんより好き。

 

麺屋の牛備さんへ行く頻度が少なかったのでは、野菜摂取ができなかったから。

この日、注文してから待っている間、たまたま隣りの席に座った初老の2人組の会話が聞こえてきて中華ダイニング洋さんのタンメンの写真を相手に見せながら野菜の豊富さについて語っていた。

 

次回、野菜味噌ラーメンが食べられるようになったら、もう一度、訪れてみたい。

中華ダイニング洋さんのタンメン並みの野菜量が低価格で摂取できるようだと何度もリピートするかもしれない。

 

ただ願わくは麺が変わってほしいと思う。


住所:15/1 Le Thanh Ton, Ben Nghe, District 1, HCMC, VIETNAM
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