台湾ラーメン とんぼ
ベトナムにおけるラーメン最激戦区に参戦
<タイバンルンヘムにできた新たな日本のラーメン店>
プロモーションをしていないのか、自分の知らない最先端のプロモーション方法なので見つけられないのかわかりませんが、Googleで検索しても公式サイトが見当たらず、こだわりや特長、ここに至るまでの経緯などが全くわかりません。
また、他の誰かがブログ等で紹介しているのも見つけられなかったので情報が一切得られなかったのです。
「これは自分で行って、食してみるしかない」と思ってた“台湾ラーメン とんぼ”さん。
ベトナムのホーチミン市で「日本人街」と呼ばれるベトナムにおけるラーメン激戦区に新しくできたお店です。
今でこそ進出ラッシュは落ちつきましたが、一時はこの場所にラーメン店を作ると勲章でももらえるのか?と思うぐらい新たなラーメン店が続々と生まれていった場所です。
<名古屋名物"台湾ラーメン">
かつて名古屋に1年ほど住んでいたことがあったので、存在は知っておりました。
当時からラーメン好きだったのですが、当時は日本人による日本的ラーメン(醤油・味噌・トンコツ・塩などなど)が好きだったので台湾ラーメンには興味を抱かず、食べた記憶もないのです。
けれど「台湾ラーメン屋できる」という話を噂で聞き、できたお店が立派だったので気になってきて、夜な夜な台湾ラーメンのことを調べていると味仙さんを紹介するYoutubeに行きつき、それをずっと観ていたらものすごく台湾ラーメンが食べたくなりました。
初めて美味しい味噌ラーメンや博多トンコツらーめん等を食べたときの感動を得られ、人生の残り時間の費やし方が変わるかもしれないと期待が膨らみました。
<いざ"台湾ラーメン とんぼ"に挑もうとしたところ…>
夜は炭水化物を食べないというダイエット中なので、行くのであれば昼メシ時です。
昨夜、味仙さん紹介のYoutubeを観ながら行くことを決心しました。
ただ、味仙さん紹介のYoutubeが長尺だったため、ついついビールを飲みすぎてしまいました。
翌朝、そのことを忘れて朝のジョギング終わりの帰り道、昼食用に路上で販売しているローカルフードを買ってしまったのです。
お昼時が近づくと、台湾ラーメンのことを思い出して、再び食べたくなりました。
買ってしまった昼飯は夕飯にして"台湾ラーメン" "とんぼ"に行こうかとしばらく迷っていたら雨が降り出したので、断念しました。
その日の夕方、たまたま用事があってタイバンルンのヘムの中を歩いていたら「新たに台湾ラーメンのお店ができる」という情報をいち早く教えてくれた別のお店の店主さん(日本人)と出くわしたので、いつものように世間話を始めると、「台湾ラーメンとんぼで食べてきたので聞いておくれ」とばかりに切り出してくれたのです。
こちらも興味津々です。
すると、まず「スープがお湯」とのこと・・・。
その方がいうには「タレを入れ忘れたのではないか?」というぐらい味が薄い、もしくは感じられなかったそうです。
それを聞いて、
- オープンしたばかりだからベトナム人スタッフ(調理担当)が不慣れでタレを入れ忘れた
- ライバル店の店長が来たという情報が入り、味を盗まれないためにあえて隠して、本来とは違う味で提供した
- もともとそういう味
という3択が思い浮かべました。
ちなみに、その店主さんの作る料理に自分はベタ惚れしてますし、他のラーメン店(暖暮さんとかムタヒロさんとか)で食べた感想が自分と似通っているので、好みが似ており、その舌・味覚を信頼しています。
最近コロナに感染して味覚を失ったというわけでもないようです。
現に、台湾ラーメンとんぼさんの台湾ラーメンもスープは味がしなかったけど、ひき肉からは辛さや味が感じられたとおっしゃっていました。(ただし、それだけは物足りなかったと…)
その方は、自分の店(その方のお店のメニューにラーメンもありますが、ラーメン専門店ではありません。)の前で呼び込みをしている最中、自分のお店の前を訪れた日本人観光客3人組におすすめのラーメン屋を訊かれて暖暮さんを勧めるお人よしなので、私に偽りの情報を流す理由がありません。
唯一得られた情報がこれだったので、自分の中の“台湾ラーメン熱”は一気に冷めました。
「3.もともとそういう味」ならば自分の好みの味ではないでしょうし、その日はスープ作りに失敗したというのであれば”経営的判断"と"料理人としてのプライド"の2択で料理人としての誇りを選択するお店の方が個人的に好きなのでそりが合わないようです。
もしくは「1」または「2」なのかもしれません。
そのうち否が応にもインターネット上にクチコミはあがるでしょうし、近所の他の店主さんたちからの感想・ウワサが巷で拡がって耳に入ってくるかと思います。
繁盛店となって行列を目撃するかもしれません。
なので、自分がお店を訪れるのは良い情報が得られるまで待つことにしました。