日本語能力試験(JLPT)は、日本語を学習している外国人にとっての目標であり、彼らの就職・転職・昇給など収入増加に結び付く大事な試験です。
毎年7月と12月の年2回、世界各国の主要都市で行われ、ベトナムではハノイやホーチミンといった2大都市だけでなく、ダナンでも開催されており、(私が知らないだけで)他でも行われているのかもしれません。
けれど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、ベトナムでは2020年の試験は中止でした。
2021年7月試験も中止。(※ホーチミンが中止だったのは確実ですが、ハノイや他で行われていたのかは不明です。)
2021年12月試験が2年ぶり(2019年12月以来)に実施されるそうです。
(受験するベトナム人から聞いただけなので確かではありませんが)ハノイやダナンは中止だそうで、開催されるのはホーチミン会場のみとのことです。。
ベトナムでは今もコロナがくすぶっており、最も新規感染者数が多いのが断トツでホーチミンなのですが、なぜかホーチミン会場は開催されます・・・。
こんな状況なので、試験会場が危険だと判断することは間違っていません。
だから、防護服を纏って、マスクして、フェイスシールドを被って目だけしか見えないようにしたら替え玉受験ができるのではないかと考えてしまいます。
受験を予定していたけれど、就職してハノイ勤務になったままホーチミンに戻れずにいるベトナム人女性に、(冗談で!)その話を持ち掛けたところ、くしゃみしたらバレるだろうなーということに気づきました。
冗談はさておき、なじみの中華料理屋のスタッフさんもN2に挑戦するとのことです。
漢字に強い中国人ですとN1保持者はいっぱいいますが、ベトナムではN2を取れば「大したもんだ」と褒められます。
求人情報もN2を条件としている日系企業が多いです。
だから、彼女(中華料理屋のスタッフさん)もN2に合格したら、ここのお店を辞めてしまうかもしれないなーと、さびしい気持ちになりました。
「タンメン、大盛り、もやし、背脂、ニンニク、チリ。」
このオーダーを1回で理解してくれる貴重な存在だったのです。