新型コロナウイルス(COVID-19)感染症発生以前、日本のダメ、ダメ、ダメ・・・が幾何級数的に増えていく社会に耐え切れなくなって、「ここは不自由もあるが自由が多く何より成長著しい」とベトナムに惚れて移り住んできました。
それは間違ってはいなかったのですが、コロナが一変させました。
とんでもなく窮屈な暮らしです。
深刻度でいうと、アフガニスタンのカブール、ミャンマー、北朝鮮、ベネズエラ、その他日本の報道機関が報じない幾つもの国・都市があるのでしょうが、今この時ばかりはホーチミンもTOP10~50ぐらいに入りそうな気がします。
コロナ対策の為に生活の自由を奪われ、命の保障があるのかと思いきや、そうではありませんでした。
先日、食糧支援を行なおうとしたSさんは2つの区をまたぐ移動になるため、運送手段が双方ともに見つからず断念しました。
自分が知らないだけで、「食料がない」「栄養が足りていない」「必要な薬がない」「買うお金がない」等、苦しんでいる人たちが大勢いて、臨界点はとうに越えて間接的な犠牲者が感染した(直接的な)犠牲者を上回るのではないかと思うほどです。
今、ベトナムにいてもベトナム料理は食べられません。
移動ができません。
この生活がいつまで続くのかもわかりません。(※強制されています。)
窮屈です。