ほぼ1か月ぶりにお店で買い物をしました。
隔離封鎖されている間に「買い物券制度」が始まったので、買い物券を持たずにコンビニで買い物ができるのか否かがわかりません。
周りのベトナム人に訊くと「できない」というので諦めかけたのですが、近くのVinmartで働いているスタッフさん(ベトナム人ですが日本語が話せるので連絡先を交換していた)に訊いたところ「買い物券がなくても大丈夫」というので訪れることにしました。
目的地はVinmartだったのですが、店前に行列ができていたので諦め、その先にあるFamilymartに挑みます。
入り口を入ってすぐに女性警備員がいたので、呼び止められるのではないかとドキドキしました。
彼女(警備員)は何か作業をしていて忙しかったようで、自分に構う余裕がなかったせいか、無事に入店することができました。
久しぶりのお店、久しぶりの買い物・・・
ドキドキしました。
商品は平常通りではないものの、がらんがらんでもありません。
おにぎりやサンドイッチ、麺類やその他の総菜はありませんでしたが、野菜がたくさん並んでいました。
ハノイの友人からの情報だと、ハノイのサークルKにはおにぎりやソーセージはあるけれど肉・魚・野菜がないそうです。
ハノイはもともとコンビニはホーチミンと比べるととても少なく、市場が全部閉まっているので、買い物に困窮しているそうです。
可哀想でした。
私らはアパートの大家さんが野菜・肉・魚・お米・麺・調味料などなど、
色々と仕入れてくれていたので「封鎖されていない人」たちよりも贅沢な暮らしができていたかもしれません。
先程、コンビニで欲しい物を買い物カゴに入れて、
レジで並ぶ際にあまりにも久しぶりなのでどぎまぎしてしまいました。
いつもはレジが打ちが終わってから財布を取り出す余裕をみせていたのですが、
都会の人と接するのが久しぶりなもんで緊張してしまい、
レジ待ちをしている時から財布を握りしめて「あぁやろう」「こうやろう」と頭の中でシュミレーションを繰り返しながら待ちます。
自分の番が回ってきて、品物のバーコードが読み込まれていのをずっと眺めていました。
なかなか読み取れないバーコードがあったりすると「自分が何か粗相をしでかしたのではないか」と心拍数が上がります。
クレジットカードで払うシュミレーションはしていたものの、
Familymartカードの存在は忘れていて、
支払う際にクレジットカードの後ろにあったので気づけて良かったと心内で喜んでいました。
特に問題なく買い物を済ますことができたので、
店を出て買い物袋を両手に抱えながら帰宅する途中、
達成感を抱き、一人で悦に浸りながら歩いていました。
コンビニで買い物できるなんて、なんてすばらしいんだ!と。