ベトナムで「マルちゃん 緑のたぬき」
天ぷらシトシト、フワフワ系食材全部盛り inホーチミン
<青ネギ(万能ネギ)・分葱・あさつき>
ネギは大好きでよく食べます。
けれど、普段あまり料理をしないのと不器用なので、
ネギを切るのが下手なのです。
そして、青ネギと 分葱 は違うのだと今、初めて知ったほど無知でした。
「あさつき」という名前も聞いたことがありますが、青ネギ・万能ねぎ・わけぎ・あさつきは全て同じだと思っていました・・・。
なので、これが青ネギなのか分葱なのかあさつきなのかわかりません。
茎(根の近くの白いところ)の部分がふくよかだったので、分葱のような気はします・・・。
ただ、ベトナム産・ベトナム品種なので日本とは違い、
もしかしたら青ネギ・万能ネギでも、分葱やあさつきでもないかもしれません。
<封鎖生活での贅沢はマルちゃんの緑のたぬき>
新型コロナウイルス感染症(デルタ株)が大流行中のベトナム最大の商業都市ホーチミンにおいて、封鎖生活(=隔離生活)を送っています。
自分自身は健康かつ元気なのですが、
国境をまたく往来が自由にできなくなって久しく、
コロナ対策優等生のベトナムでも第4波は収束できずホーチミンから出ることもできなくなり、
2軒先のご近所さんが発熱したと騒ぎになった日に検査チームがやってきて、その日の夕方にこの辺り一帯が封鎖されました。
今は辺り一帯の封鎖は解かれたものの、ここのアパートの住人が「元」陽性反応者で「現」陰性反応者という不思議な存在がいて(※当時、陽性反応者は全員が強制的に医療施設に送られていたのです。)、ここのアパートだけは封鎖が続いている状態です。
辺り一帯の封鎖と合わせると、かれこれ3週間以上が経ちました。
買い物はできぬものの、アパートの大家さんが食材を住人向けに調達してお手頃価格で販売してくれているのと、
近所に住んでいる日本人の知り合いが日本食材を買って届けてくれたことがあったので、
食事はできています。
残念なのは、この封鎖が解かれたとしても、
現在ホーチミン市内全域で厳戒社会隔離措置が採られているので、
飲食店はすべて営業停止中で、
外出禁止令が出ているので闇営業している店も少なく、あったとしてもリスクが高すぎて行けません。
従って、封鎖が解かれても今より食生活が豊かになることを期待できぬのです・・・。
夢・希望がないことに嘆きつつ、食べれることに有難さを感じながら、
マルちゃんの緑のタヌキを作りました。
“大家さんミニスーパー”から購入した 分葱 (青ネギ?)を刻み、
もっと細かく切れたらもっと良いのだろうと思いつつ、半熟卵2つと"とろろ"を乗せ、
最後に付属の香辛料に加えて一味を振りかけました。
どん兵衛だと天ぷらは「あとのせサクサク」なのでしょうが、緑のタヌキは前入りなのでフワフワになります。
そこに半熟卵ととろろが加わったので、「ふわふわオールスターだな」という気がしてきました。
「これ以上、蕎麦にのせるフワフワ食材があるだろうか?」
3週間以上封鎖生活が続いた結果の新境地です。