ベトナムで初めて行われた特定技能評価試験は、建設分野の鉄筋施工でした。
24名中19名が合格ということで、合格率は約79%。
79%だと高い合格率のような気がします。
けれど、自分の記憶が確かであればこの受験の定員は30名で、30名の応募者が集まったので受付を締め切ったはずです。
ということは、当時6名がすっぽかしたことになります。
すっぽかした6名や受験した24名がどこからの企業から内定を受けていたかどうかは定かではありません。
けれど、予想としては内定をもらった者が多かったのではないかと思います。
仮に30名が全員内定者だったとしたら、待ちに待った試験に合格した者は30名中19名なので約63%です。
約3分の2しか通りません。
それを高い合格率だと捉えるのか、低い合格率だと捉えるのかはそれぞれ違うかと思いますが、
自分としては散々待って約3分の1は脱落していくような取り組み(採用活動・就職活動)は、
受入れ企業にとっても本人(ベトナム人たち)にとっても嫌ではなかろうかという感想を抱きました。
日本では試験不合格組に対して追試みたいな取り組みがあったようです。
ベトナムではそれがあるのかどうか・・・。
技能実習生の場合、2号移行試験は本人が帰国したいからわざと不合格になろうとすると周りの大人たちが阻止するという噂があります。
そんなことが横行している世界なのだから、
追試でなく、補習を受けたら合格扱いにしてあげればいいのにと思います。