「ベトナム人を信用してはいけない」という教えはベトナム人から教わった
提出された書類を疑ってかかるという職業病
見抜けず騙される、盗まれる方が悪い、なぜなら・・・
刑事 の職業病は"まず人を疑ってかかること"というのをテレビドラマで耳にしたことがある気がします。
ベトナム生活におけるベトナム人との接し方もそうかもしれません。
自然と、疑うクセができてしまいました。
仕事においてもそうで、依頼を受けて、あるベトナム人女性から提出された書類を精査していました。
事前情報として、彼女はN1に合格しているというのは知らされています。
大学の卒業証明書を見ると、日本語学科だったので、大学卒業後も勉強を続けたのだろうなーと思っていたら、N1の合格証の日付は卒業する2年前だったのです。
日本で育ったとか両親のいずれかが日本人だったというのなら解るのですが、その女性は日本へ行ったことがなく、両親もベトナム人です(国籍はベトナムだけで両親や一緒に暮らす親戚は日本語が堪能ということは有り得るかもしれません。)
大学に入学する前から何らかの理由で日本語を勉強していたのかもしれません。
けれど、それにしたら大学の成績がさほど良くないのです。(悪くはないのですが、日本語関連の科目がオールAでもないのです。2年生の時N1に合格するほどなのに・・・)
そうなると、「このN1の合格書は偽物なのではないか?」と疑ってしまいます。
悪いクセです。
特有の環境や事情があったり、稀にみる秀才なのかもしれません。
頼まれた相手には指摘しましたが、真偽確認は頼まれなかったので、それ以上に余計な詮索はしませんでした。
なんせ、ここはベトナムだからです。
ちなみに、真相は「日本国際教育支援協会日本語試験センターか国際交流基金日本語試験センター」へ問い合わせると判明するようです。
"日本語能力認定書兼合否結果通知書"、"日本語能力認定書"、"認定結果及び成績に関する証明書"の真偽確認
■日本
日本国際教育支援協会日本語試験センター
受付時間 月〜金曜日 9:30〜17:30 (祝日・年末年始を除く)
電話 03-5454-5215 FAX 03-5454-5235
■海外
国際交流基金日本語試験センター
メール jlptinfo@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)
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