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外国人を受け入れたい日本の運送業界にベトナムの交通ルールをお伝えします

外国人を受け入れたい日本の運送業界にベトナムの交通ルールをお伝えします。

結論から述べると、無茶です。

ほぼ全バイクが歩道を走っているハノイの様子

<ベトナムの交通ルールは無茶苦茶>

 

ベトナムでは自転車(人間が足で漕ぐタイプ)は車道を走らねばならぬのですが、今朝のハノイは車道が車やバスで埋め尽くされていたため、ほぼすべてのバイクが歩道を走っていました。

 

そんな柔軟な交通ルールで育ったベトナム人ですから、日本で運転免許を取得したとて、何らかの罰則を受けて免許停止処分を下される可能性は高いはずです。

 

先日、日本の運送業界が外国人を受け入れを検討する会合(?)が開かれたと報じられていました。

 

すぐに準中型・中型・大型トラックを運転できるようにするには外国免許の切り替え基準を変えねばならず、国によっては条約も影響してくるのでおそらく実現はしない(※運送の担い手として外国人を受け入れられない)と思うのですが、仮に実現したとき「受け入れた者が免許停止処分が下された時はどうするのだろうか???」と心配になります。

 

<お国柄自動車運転事情>

 

ベトナムは左ハンドルが一般的です。

(日本のような右ハンドルは世界的に少ないと聞いた気がします。)

 

右側通行・左側通行は各国によってバラバラです。

 

世界各国の人々が集まって日本でトラックを乗り回していたら危険極まりない気がしてなりません。

 

日本の交通ルールを学ぶ教育を施すにしても、その教育を行う学校に遅刻せず通学するためには、日本の交通ルールに沿わない方法(例えばバイクで歩道を走る)を用いなくてはなりません。

 

日本ではそれがダメだけれど母国ではOKと使い分けるにしても、教育が習慣に勝るかの凌ぎ合いかと思います。

 

仮に「教育」が屈したとき、日本国内にいる大量の免停外国人たちはどうなるのでしょうか・・・?

(よもや"運送関係者は特例で免停にさせない"なんて免罪符を作れないでしょうに。)