ホーチミンの道路を渡るのに足がすくんで10分立ち往生しました
ベトナムで道路を渡るのは毎回命がけ
横断歩道があっても信号はないという場所がベトナムにあちこちにあります。
当然の如く、車もバイクも歩行者がいるから止まってやろうという気はさらさらなく、こういう時はタイミングを見計らって、意を決して道路に踏み入れるしかありません。
<死にそうになった話>
先日、道路を渡ろうとしたときに向こう側の車線のバスが停車したので、そのタイミングで踏み込みました。
すると、その後ろのバスが停車中のバスを追い越すために反対車線にスピードをあげて乗り出してきました。
はやく渡り切ろうとしたら、停車中のバスも動き始めたのです。
行くのも引くのもできず、もう逃げ場はありません。
結果、立ち止まって走行中のバス2台にはさまれることとなりました。
普通の乗用車だったらボンネットに飛び乗ってゴロゴロすればダメージを避けられるのではないかといつも思っていたのですが(スタントマンのイメージです。)、
バスはどうしようもないと観念しました。
(もぐる勇気は出ませんでした。)
初めて経験する恐怖です。
幸い無事だったのですが、その恐怖体験から道路を渡るときはより慎重になりました。
写真の川は、たまに来る場所なのですが、
川沿いに行くには信号がない道路を渡らなければなりません。
交通量が多いので車とバイクの流れが絶えません。
10分近く、道路を渡るタイミングをうかがって立ち往生していたような気がします。