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妃クラスのお買い物

ベトナムで車を購入する場合、 贅沢 ぜいたく 税(※正式名称ではありません)が+100%かかるとされています。

 

つまり、購入費は2倍なのです。

 

けれど、ベトナムにもお金持ちはいるので、ホーチミンの街中でフェラーリやポルシェなどの高級車を見かけることが珍しいことではありません。

 

また、自分が住んでいる場所の周辺には各国の大使館・領事館が集まっている場所なので、大使館・領事館関係の車(ベンツやレクサスが多い)をときどき見かけます。

 

車のことについて詳しくないので重厚長大な車があると「高級車なんだろうな」と判断するぐらいの認識レベルです。

 

今朝、日課となっているジョギングを行うために近所の公園に向かっている途中に、高級そうな車が停車していました。

 

ナンバープレートを見ると「Phnom Penh(※カンボジアの首都)」と書かれていて、フロントガラスに貼られた多くのシールの中の1つに「VIP」と大きく書かれていました。

 

大使館・領事館関係だとは思うのですが、走行中を見かけることは多いのですが、停車中は珍しいのです。

 

ましてや、ここは洋服や薬局などの小売店が並ぶ通りです。

 

立ち止まってずっと見ていたわけではないので実際はわからないのですが、

女性用の洋服店の前で、お店の中に2人の成人女性がいるのはちらっと見えました。

「カンボジア総領事の きさき のお買い物」なのかなと勝手に想像しました。

 (「 きさき 」という言葉を人生で初めて使った気がします。)

 

けれど、ナンバープレートがプノンペンというということは、プノンペンから来たということであり、

(※おそらく在ベトナム大使館・領事館の車はベトナムのナンバープレートで、政府関係者用を示す青いナンバープレートなはずです。カンボジアは隣接しているので両方行き来できるようにするため違うのかもしれませんが・・・)

王族がお忍びで買い物に来たのかな、という空想が膨らみます。

 

ほぼ毎日その店の前を通っているのですが、外観ではすごいお店のように見えないのですが、

実はすごいお店だったのかもしれません。