ペペロンチーノは、茹で湯とオリーブオイルを乳化させて、ニンニクと鷹の爪、場合によってはベーコンを加える具材が少ないシンプル料理が良さだと思います。
食欲旺盛な10代後半から20代にかけて、胃袋を満腹するのに大好きな料理でした。
歳を取って「いくら食べても太らない」という時期が過ぎていたことに気づいた頃には、見苦しいぽっこりお腹ができていました。
運動して痩せようと思っても体力が落ちていて、代謝も悪い。
行きつく先は食事制限でした。
慣れるまでには時間がかかりましたが(2年程かかったので、もしかするとこれも老化による食欲不振なのかもしれません・・・)、この頃は抑えられてようになりました。
そうなると、ペペロンチーノは量よりも味と摂取できる栄養素の方が大事です。
前回の日本出張時に、パスタとペペロンチーノの素をたくさん買い込んでいたので、新型コロナウイルス感染防止政策発動中の自宅待機では自炊していました。
ペペロンチーノはシンプルで成り立つ料理なので、簡単料理しかできない人間には適していると思います。
ペペロンチーノの素が味を調えてくれるので、あとは玉ねぎとしめじとベーコンとニンニクを自分が摂取したい量だけ切ってオリーブオイルで炒めてパスタと混ぜる。
塩加減を間違わず、コショウをまぶせば、絶品です。
料理が下手な自分が偉そうに語るのもおかしいと承知の上での暴言なのですが、
料理とは自分が好きな塩コショウの黄金比率を見つけ、
食材そのものが美味しければ
(自分の好みを知らない)プロの料理人の作品に勝る
と思っています。
もっと野菜が欲しければコンビニでサラダを買ってくれば、食事に求めるだいたいが揃います。
そして、簡単で、おいしく、安価なのが、さらに喜びを増幅させます。