近所の本屋(ホーチミン市内)を訪れた際、日本語学習書籍コーナーを見つけました。
この周囲に、大学や日本語学校はなく、日本の会社が多いわけでもなく、その他日本に関連した何かが集中しているということでもない、ごく普通のベトナム人たちが暮らしているエリアです。
そこにある本屋に日本語学習コーナーがあるということは、それだけベトナムで日本語学習ニーズがあるということなのだと思います。
※英語コーナー、韓国語・中国語などのコーナーはありませんでした。(もちろん、少しは売られていたはずです。)
目的は、日本への留学、日本での就職、ベトナムにある日系会社への就職が主流だと思いますが、英語やフランス語など多くの国で使える言語と違って、日本人にしか通用しない言語をわざわざ学んでくれることがありがたいです。
"外国人材"の採用を検討している事業主や人事担当者の方たちの相談を受けていると、初めの方の段階で"国選び"を行うことになります。
なぜベトナムなのか?
自分がベトナム人を進めている理由として、
(これも時代の変遷とともに変わっているのですが)
現時点でいうと、
- ベトナム人が他国ではなく「日本」を選んでくれている。(相思相愛が望める)
- 土壌が出来てきた。
からなのかと感じています。
その他にも、距離や文化などいろいろな情報を合わせて、
他国とも比較しながら丁寧に説明し、国選びを決断してもらうようにしています。
「今の若い日本人はダメだ」と感じる日本企業があるように、
ベトナムが必ずしも最適解だとは言い切れませんが、
"最高に近づける採用活動"を提供していきたいと励んでおります。