解禁前に営業しているお店の特徴
どうやら今週始めから営業してよいというのはデマかせ情報だったようで、その情報を信じて営業を再開したお店は再び店を閉めました。
そのような中で営業を行っているお店があって、それは「うちはバーなくて食事処です」だとか「バーじゃないよ。カフェだよ。」と言い逃れができるお店で、実際にそういう登記がなされているようです。
マッサージ店はダメだけど、理髪店はよいので、理髪後にマッサージをしてくれるお店も営業していました。
あとは「そんなの関係ねぇ!」と言わんばかりに、罰則覚悟で営業しているお店。
いずれにしても客入りは悪いようで、一番の上客である駐在員が会社命令で外出を控えており(感染してしまい感染ルートを調べられて命令違反が発覚したら社内的立場を危うくします。)、彼らが戻ってこないことには賑わいが戻ってこないはずです。
きっと本社命令でしょうから日本がこのような最中に「ベトナムは大丈夫です!」と意見して飲みに行く破天荒なサラリーマンは珍しいでしょうし・・・。
多くの日本人サラリーマンは要請がなくても自粛します。
けれど、経営者はそう易々とは受けれることができません。
禁じられている期間中に営業するのは日本人経営のお店が多いようです。
ベトナム人オーナーの方が大人しく従っている印象があります。
(とはいえ、昨日、闇営業していたマッサージ店が通報されて摘発されたという話を聞きましたが、そのお店はベトナム人オーナーのようですが・・・)
ベトナムにおいては、日本人が外国人です。
営業しないで倒産してしまったら、ビザが失効してこの地に居られなくなってしまいます。
店舗は元の状態にして大家さんに返さなくてはならないでしょうから解体屋を雇う費用がかかるでしょうし、
外資系は倒産手続きにも数か月~1年程の期間が必要らしく、その間、コンサル会社への支払いが発生します。
日本に戻る場所があれば良いのでしょうが、それがなかったとしたら、
職も、お金も、生活の場も失うことになります。
なので、おいそれとは従えない立場だと察します。
かといって、日本と違い「要請」や「指示」ではなく、
「(的確な表現なのかわかりませんが)命令」なので、
違反すると罰則が設けられています。
営業するもしないもリスクを伴います。