以下は、人づてに聞いた話です。
※フィクションです。（今後もベトナム社会主義共和国で暮らしたいと願う外国人の立場をお察しください。）
ベトナム国内でベトナム人が運転免許証を取得する方法は4種類あります。
１．オーソドックスな方法
２．短縮する方法
３．すべてを覆す方法
４．まがい物を作ってしまう方法
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【１．オーソドックスな方法】
教習所に通い３～４か月の訓練を受けます。
その後試験に申込み、合格すると後日、運転免許証が発行されます。
（※ハノイやホーチミンは応募者多数のため、なかなか試験が受けられない状態のようです。）
日本で日本の運転免許証に切り替えるためには、発行日から通算して3か月間以上、ベトナムに滞在していなくてはなりません。
（これは日本側で定めたルールです。）
【２．短縮する方法】
コネを使って偉い人に頼むと教習所に通う期間（3～4か月）を短縮または省略できます。
試験の受験を順番待ちしている一般の人たちを割り込んで優先して受けさせてもらえ、
トータルで２週間～１か月程度で取得することができます。
正規の試験なので、本物の運転免許証が発行されます。
ベトナム滞在期間については日本の法律で定められているものなので、
ベトナムでの権力は通じません。
【３．すべてを覆す方法】
"凄技"です。
そのかわり難易度も高いです。
頼まれる側もリスクを抱えることになるので、中枢にいる人物との太いパイプがないと実現しません。
ベトナムの運転免許証はインターネットで真偽を確かめられるのですが、
その管理サイトの記録にも反映させ、発行日を過去に遡った運転免許証を、
正規の役所から発行してもらう方法があるようです。
教習期間・試験・滞在期間、すべてを省略できます。
正規の管理サイトにもきちんと載っているし、正規の役所から発行されているものなので、
日本で確認すれば「本物」と判断されます。
【４．まがい物を作ってしまう方法】
確信犯か失敗なのかわかりませんが、「３」のやり方をそそのかす業者がいます。
成功すると「３」になります。
失敗すると"詐欺被害者"となりますが、申込側もほぼ同罪人なので通報することができません。
年々巧妙化しているようで、管理サイトの偽物までも作ってしまい、
インターネットで確認できると言って騙す手口があると耳にしました。
日本で切り替えようとするとバレてしまう確率が高まるのですが、
ベトナム国内で持っている分には（今のところ）あまりバレないようです。
そもそも数年前までは半数ぐらいの割合で無免許運転が横行していました（主にバイク）。
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ちなみに、この話を教えてくれたベトナム人女性はバイクの運転免許証を「3」のやり方で取得したと言っていました。
「クルマならともかく、バイクの運転免許証なんて正規の方法でも簡単に取れるのでは？」と尋ねたところ、
18才の誕生日に両親から免許証をプレゼントされたのだそうです。
以上はフィクションです。
架空の話としてお読みください。
現実の話を細かく聞きたい場合はお問い合わせください。
