
日本の年末になるとベトナム送り出し機関の会長や社長クラスが日本語ができるお供を連れて日本へ出張に行き、お礼といっしょに袖の下(お約束のもの?)を渡しに行くというのが恒例行事でした。
ところが今年は送り出し機関関係者の日本出張におけるビザ発給がとても厳しく制限されています。
送り出し機関の経営陣は大概ベトナムの政府高官と繋がりがあるのですが、日本行きのビザに関しては日本大使館の権限なのでベトナムにおける権力が通用しないそうなのです。
すごいお金持ちの会長なのにビザが発給されなかったという話をよく聞きます。
全部ダメなのかと思いきや、別の送り出し機関に勤めるふつうの一社員がビザが取れたという話も聞きます。
どちらも目的は同じです。
そして、袖の下を期待していた日本側はどう思っているのだろうか…?
日本で受け取れないのなら、ベトナムへもらいに行くのかもしれません。
キャッシュレスの時代でも、こればかりは現金である必要があります。
記録が残ってしまっては困るでしょうから。
日本経済の観点でいうと、送り出し機関幹部の接待交際費やおみやげ代で見込めたインバウンドを失うこととなりました。
今回の入管法改正は、受け入れるためでなく、排除するために行われているように思えます。