<続き>
無断ですっぽかされたにも関わらず、
何の恨み節もなく、
その移動について「いい運動になった」と発した伊牟田さん。
咄嗟に「アンタ、すばらしいですね」返す。
彼とは、もう10年近く会っていないのですが、伊牟田式思考法(≒ポジティブシンキング)は自分の中で根付いていて、不測の事態、特に余計な労力・運動が求められることについては「いやー、いい運動になるなぁ」と10年近く自分へ言い聞かすようになりました。
一昨日、バスに乗車中、スマホでゲームをしていたら、降りるバス停を通り過ぎてしまいました。
これだけであれば伊牟田式思考法を使えば何も悔やむことがないのですが、次のバス停で降りて、前のバス停への帰路で雨が降ってきました。
自分が悪く誰も責めることはできないのですが「いい運動になった」で済まなくなりました。
雨に打たれながら歩き、本家本元だったらどういう風に考えるのだろうかと考えていました。
きっと、
雨に濡れたぐらいでよかった。
雷に打たれたわけでもないし、雨に濡れてスマホが壊れたわけでもない。
何も問題ないとさわやかな笑顔で話すのだろう。
いい運動になった、と。