どこの国、どんな両親、どんな家庭に生まれるか。
どんなことにも「きっかけ」があって、それが重要な要素であるのは間違いないと思います。
でも、それがすべてではなくて、あとは努力や運などなど、かと。
腕が写っている彼もそうでして、生れた環境は決して裕福な環境とは言えぬものでした。
日本から彼の実家に在留資格認定証明証を送ろうとしたときに住所が「村」までしかなく「何丁目何番地がなくてどうやって届くのか?」と当時ベトナム事情に詳しくなかった自分には驚きの世界でした。
そんな彼も今や最新のiPhoneを持ち、日本でオシャレな車を乗りこなすようになりました。(日本の運転免許書を持っています。)
手前味噌ですが、彼が日本へ来るにあたって、自分はかなり大きな役割を果たしたはずなのです。
もともと技能実習生の候補者だったのですが、エンジニアとしての招聘に切り替えました。
その際に発生した金銭問題についても、相手側に怒鳴り込み、本人に負担がかからない解決策を導き出しました。
水面下で行われたので、本人は知らないのかもしれませんが、今度、どこかに連れて行ってもらおうと思います。